難波津に咲くやこのはな・・・

今日は、1,2年生がかるた会を行いました。でも、百人一首大会の師匠ともいうべき先生を特別講師に迎えました。その方は武居政敏さんと言います。亀山市教育委員会に勤務されています。ご自身は5段の腕前で県内でも数人しかいないそうです。児童生徒が参加するいろいろな大会の指導や審査員をされています。「百人一首のひみつ」について分かりやすくお話をされ、その後20首ほどのかるたを詠んでいただき実演をしました。
武居先生は、『百人一首は、今絶対に覚えなければならないものでないし、100個覚えるのは大変なこと、めんどうなことです。でも、毎日の授業や宿題はしなければいけません。めんどうなことにでも、挑戦することで楽しさや達成感が味わえる時があります。・・・』と話され、大変感銘深い言葉です。
小学生、特に低学年の児童にとって、百人一首を覚えることはかなり難しいことだと思います。ふだん使わない文語体の表現で、聞きなれない言葉に、意味の分からない文章です。でも、日本の伝統文化にふれるよい機会であり、季節感のある感性豊かな大和言葉に接することができます。これからも、学級で、そして、ご家庭でも取り組んでほしいと思います。