おりひめD

 先日、テレビのニュース番組を見ていたら、11月に東京の日本財団ビルにオープンした「カフェ」が紹介されていました。『おりひめD』という身長120センチのロボットがお客さんに話しかけたり、注文を受けたり、飲み物をお客さんに運んだりしています。このロボットは、全身の筋肉が少しずつ動かせなくなっていく難病(ALS)などで重い障害のある人が自宅などから操作しています。ロボットが内蔵するカメラやスピーカー、マイクが自宅とつながっているので、自宅にいながらカフェにいるお客さんと話をすることができるのです。いわゆるAIの進歩だと感心しました。重い障害があり、体を動かせない人の社会参加を進めるこのようなAIロボットの発達なら大歓迎ですね。