4年 後藤さんから学ぶ

本日の午後、4年生の総合学習で、視覚障がいを持つ後藤 完(さだむ)さんから、視覚障がいについてお話を聞きます。後藤さんは、亀山東小学校区でもあります本町に在住されています。ご両親を早く亡くされた後藤さんは、中学校を卒業すると、定時制高校で勉学に励みながら就職をして自活されました。その後は、一生懸命に働き続け幸せに暮らしましたが、58歳になって視力を失うことになります。最も辛かったことは、これまで勤めてきた仕事を続けることができなくなったことだそうです。今までやってきたことができなくなったのです。その後は、施設で歩行訓練、点字学習などを行い、視覚を失っても生きていける勉強をしました。後藤さんは、亀山東小学校でご自分の体験や視覚障がいについて話し始めて15年目を迎えるとおっしゃっています。本当にありがたいことです。今年も、4年生の子どもたちに貴重なお話を聞かせていただけるものと思います。写真は、4年(1組)が福祉学習として、視覚や聴覚をはじめ身体に障がいがある方が、不自由なく便利に生活できるようにするために、社会でどんな工夫がなされているのか自分たちで調べ、発表しているものです。