日本人がノーベル賞受賞

今年のノーベル医学生理学賞が1日に発表され、京都大学の本庶佑さんに贈られたことは、皆さんご存知だと思います。ただし、私だけかもしれませんが、ニュースで聞いても、新聞で読んでも、難しい医学用語が使われていて、どんなにすごくて素晴らしい研究なのかがあまり分かりません。解説を聞いても、その時は分かったような気になるが、次の日になったらもう覚えていない。でも、子ども向けに書かれた新聞を読むと分かりやすくてすっきりしました。
簡単に言うと、こんな研究です。
「多くの人が亡くなるがんという病気を治すには、手術や抗がん剤などの方法があるが、どちらも体を傷つけたり、副作用を起こしたりする可能性がある。本庶さんが研究した免疫は、細菌やウイルス、がん細胞など体内の異物をやっつけて体を守るしくみのこと。これまでは、免疫治療では、がん細胞をなかなかやっつけられなかったが、その原因を明らかにしたのが本庶さん。免疫ではがんを治療できないという常識をぬりかえ、がん治療の新たな希望として世界中で注目されている。」(毎日小学生新聞10月3日より抜粋)
さて、明日から修学旅行に行きます。6年生の皆さんはうきうきした気持ちだと思います。明日は早い出発です。今晩は早く休んで、明日元気に登校してください。(写真は金閣寺)